冷凍できる野菜を一覧にまとめました。このリストがあれば、野菜料理もお弁当も楽々作れます。困った時にパパっと確認して、超時短ごはんを作りましょうね。
冷凍できる野菜リスト。冷凍できる野菜一覧。野菜は週末に冷凍保存しよう。
冷凍できる野菜一覧表
冷凍できる野菜を一覧にしました。
そして、そのまま冷凍する方法と、茹でてから冷凍する方法の2つにわけました。おすすめのお料理法も書いてあるので、冷蔵庫に貼っておくと便利ですよ。
合わせて読みたい
冷凍できない野菜ってあるの?を読んで冷凍野菜にもっと詳しくなろう。
野菜の冷凍の保存期間は?栄養は壊れないの?
野菜の冷凍保存期間はどれくらい?
野菜やきのこを冷凍する場合の保存期間は、
約1ヶ月程度。
なめこは2~3週間で食べきりましょう。
栄養素は壊れないの?
野菜は冷凍保存しても栄養素もほとんどそのまま保存されます。
ビタミンC、B群といった水溶性ビタミンは加工によって若干減りますが、食物繊維やマグネシウム・カルシウム・カリウムといったミネラル、脂溶性ビタミンなどの栄養素は加熱処理や冷凍加工をしてもほとんど変化がないからです。
※引用:picard
野菜別の冷凍方法
野菜を冷凍する方法はだいたい同じです。
まずは基本の冷凍方法をみていきましょう。
❷根を切っておく。
❸水分をキッチンペーパーで拭き取る。
❹使いやすい大きさにカット。
❺小分けしてラップで平らに包む。
❻ジップロックに重ならないように入れる。
❼空気を抜いて、口を閉じる。
【Point】
✔より急速冷凍した方が美味しいので、金属バットや保冷材の上に置いて冷凍できればベストです。
✔茹でてから冷凍した方が食感や味わいの変化は少ない。
✔茹でて冷凍する時は硬めに茹でる。
✔下味をつけて冷凍すると、味がしみ込みやすい。
野菜を冷凍するために用意しておきたいアイテム
冷凍保存と言えばジップロックが有名ですが、なんども使い続けるわけにはいかず、経済的ではありません。密封しやすく、繰り返し使える保存容器をひとつ準備しておくことをおすすめします。
洗って繰り返し使えるスタンドアップミディアム。もちろん平たくして横置きもできます。サイズも色々揃っていて、色もかわいい冷凍保存容器です。
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冷凍できる野菜/キャベツ
➊使いやすい大きさに切る。
❷ジップロックに平たく入れて空気を抜く。
➊キャベツを熱湯で10秒茹でる
❷冷水にさらし色止めをする。
❸サランラップに使う分を包む
❹ジップロックに入れて空気を抜く。
凍ったままさっとゆでで餃子の具やあえ物に。
冷凍できる野菜/白菜
➊1枚づつきれいに洗う。
❷水気を拭き取る。
❸お好みの大きさにカットする。
❹ジップロックに入れて空気を抜き閉じる。
➊1枚づつきれいに洗う。
❷たっぷりのお湯で茹でる。(少し硬めに)
❸ざるに揚げ粗熱を取る。
❹お好みの大きさにカットして水気をきる。
❺サランラップに小分けして包む。
❻ジップロックに入れて空気を抜き閉じる。
●シャキシャキ感はなくなりますが、味がしみやすくなるので、解凍せずにそのまま、鍋の中に凍ったままポイポイいれてOKです。煮物やスープ類がおすすめです。
●炒め物や和え物は、レンジで解凍してから水気を絞り、その後調理して下さい。
冷凍できる野菜/ネギ
➊よく洗い水分をしっかりと拭く。
❷根元を切り落とす
❸ネギをジップロックの長さに切る。
❹ラップで包む。
❺ジップロックに入れて空気を抜いて口を閉じる。
➊ネギを洗いキッチンペーパーで拭き取る。
❷根っこを切り落とす
❸使いやすい形に切る。
(斜め切り。2cmくらいにカット等)
❹そのままジップロックに平らにして入れる
❺空気をぬいて口を閉じる。
このまま冷蔵保存も冷凍保存もどちらもいけます。
➊よく洗って水分を拭く。
❷根を切り取り、使いやすく細かく切る。
❸水分が多くなってくっつきやすくなるので、小分けにラップで平らに包む。
❹ジップロックにそれぞれが重ならないように平らに入れる。
❺空気を抜いて口を閉じる。
➊よく洗って特に念入りに拭き取る。
❷根を切り取り小口切りにカットする。
❸そのままジップロックに入れる。
❹平らにならして空気を抜いて口を閉じる。
❺凍った後にジップロックを袋の上から揉みほぐしてパラパラにしておく。
凍ったまま加熱調理。薬味なら自然解凍。
冷凍できる野菜/アスパラ
➊切り口を5ミリほど切り落とす。
❷ピーラーなどで皮をむく。
❸ラップで包んでからジップロックに入れる。
❹空気を抜いて口を閉じる。
➊切り口を5ミリほど切り落とす。
❷ピーラーで皮をむく。
❸アスパラがつかるほどの沸騰したお湯で1分茹でる。
❹粗熱を取ったら小分けしてラップで包む。
❺空気を抜いて口を閉じる。
【生のまま冷凍の場合】
✔600W 45秒加熱して、そのまま使う。
✔茹でる場合は、もう少し長めの1分30秒くらい。
【茹でて冷凍の場合】
✔熱湯をかければOK
✔電子レンジで20~30秒チンでもよい。
竹串をさしてスッと入れば食べごろです。
小松菜やほうれん草
➊根元に十字の切り込みを入れる
❷たっぷりのボウルで葉を洗い、次に根も洗う。
(根をボウルの水につけて5分放置するとシャキッとなります)
❸キッチンペーパーで水分を拭きとる。
❹4cmに切って、あまり重ならないようにジップロックに入れる。
➊たっぷりの熱湯に塩をふる。
❷茎の部分30秒。葉を入れて30秒。
❸水にさらし水分をしっかりと絞る。
❹キチンペーパーで拭き取る。
❺4cmくらいに切る
❻葉根茎にわけて、小分けしてラップする。
❼ジップロックにそれぞれ入れて冷凍。
冷凍できる野菜/レタス
➊食べやすい大きさにちぎる。
❷食べる量をラップで小分けする。
❸ジップロックにそれぞれ入れて空気を抜く。
❹急速冷凍するためにアルミホイルで包んで素早く冷凍する。
解凍すると水分がどんどん出てきてしまうので、凍ったままの状態で鍋に入れます。汁物や炒め物に使いましょう。サラダとしての利用は美味しくないのでおすすめしません。
冷凍できる野菜/きのこ
キノコの冷凍は、栄養素もそのまま保存できるうえに、うま味が増すのでおすすめです。
栄養素を壊す酵素の働きを抑えることができるため、逆に栄養素を保ちながら長期保存が可能に。しかも、冷凍することで細胞壁が壊れ、しいたけのうま味成分であるグアニル酸がアップ!
※引用:HugKum
➊石づきをとりのぞく。
❷かさと軸は切り分ける。
❸ジップロックにまとめて入れる。
❹空気を抜き口を閉じる。
しめじやえのきやなめこは根元を切り落とし、ほぐしてからジプロックに亭らに入れて下さい。
➊軽く熱湯でゆでる。
❷ラップで小分けする。
❸ジップロックの空気を抜き口を閉じる。
キノコ類は、凍ったまま鍋やスープ、炒め物に使えます。キノコ類も1ヶ月は冷凍保存できますが、なめこは半月くらいで食べきりましょうね。
冷凍できる野菜/水菜
➊まず水分をしっかりと拭き取ります。
(くっつき防止とビタミンが水に溶けださないため)
❷根は切り落とします。
❸4~5cmの長さに切り、平たくラップする。
(ジップロックなどがあればベスト)
❹空気を抜いてから封をして冷凍庫へ。
2時間目くらいの半冷凍の時に、袋をもんで水菜をバラバラにしてから、もう一度冷凍庫に入れるとベスト。
➊沸かしたお湯でさっと茹でる。
❷水気を絞って根を切り落とす。
❸4~5cmくらいの長さに切る。
❹小分けにしてラップする。
❺更にジップロックに入れて空気を抜く。
基本的にそのままお料理にパラパラ入れるだけです。鍋物、汁物、お浸しにも使えます。ただし、お浸しの場合は傷みやすいのですぐに食べきりましょう。
冷凍できる野菜/トマト
➊ヘタを取る
❷ラップでひとつづつ包む。
❸保存袋に入れて空気を抜き冷凍
➊ヘタを取る。
❷一口大に切る。
❸冷凍用袋になるべく平たくして空気を抜き冷凍。
冷凍できる野菜/大根
➊3~4cmの輪切りにして皮をむく。
❷ひとつづつラップで包む
❸そのままジップロックに入れて空気を抜き冷凍庫へ。
室温で少し解凍して大根おろしに。
凍ったまま煮物やおでんに。下茹でしてもOK
なますなどはレンジで1分加熱して半解凍してから使います。
➊米のとぎ汁で下茹でする。
❷水分はザルなどできっておく。
❸めんどりや隠し包丁をいれてジップロックに。
❹空気も抜いて冷凍庫へ。
冷凍できる野菜/玉ねぎ
➊皮をむいて上と下を切り落とす
❷上下を十字に切り込みを入れる
❸ひとつずつラップで包む。
❹ジップロックに入れて空気を抜いて口を閉じる。
➊皮をむいて上下を切り落とす
❷半分に切って芯を切り落とす。
❸みじん切り、くし切りにする。
(キッチンペーパーで水分を吸っておくと尚いい)
❹使いやすいように小分けしてラップで平らに包む。
❺重ならないようにジップロックに入れて空気を入れて口を閉じる。
➊皮をむいて上下を切り落とす
❷芯を取り除く。
❸みじん切りやくし切りにする。
❹フライパンに油を敷いて炒める。
❺別容器で熱がとれるのをまつ。
❻ラップに小分けして平らにする。
❼ジップロックに重ならないよう入れて空気を抜いて口を閉じる。
冷凍すると火が通りやすくなるので、飴色玉ねぎも火が通りやすくなる。チャーハン、炒め物、ハンバーグの具。活用の場はとっても広いです。
冷凍できる野菜/もやし
※とても楽ですね。
➊中味が平らになるようにならしておく。
❷そのまま冷凍する
※臭みを取ることが出来ます。
➊洗ってザルにあげる
❷キッチンペーパーで水分を拭き取る。
(使いやすいようにラップに小分けしてもよい)
❸そのままジップロックに入れる
❹平らになるようにならし、空気を抜く。
※殺菌効果。劣化や色の変化を防ぎます。
➊お湯を沸かしてもやしを10秒茹でる。
❷水気を切って冷水に入れる。
❸更にザルに入れて水けをきる。
❹手で水分を絞ってから、ラップに小分けにする。
❺平らにして包む。
❻重ならないようジップロックに入れて空気を抜く。
袋の上から手で簡単にほぐして、必要な分だけ使う。
生のシャキシャキ感はなくなりますが、味がしみ込みやすくなるのでスープや炒め物など幅広く使えます。
生で冷凍したものは、凍ったままの状態で使いましょう。
茹でたものはレンジで解凍してから使いましょう。
まとめ
いかがでしたか。
野菜は、栄養もそのままほとんど変わらず冷凍保存できます。食感が変わるものもありますが、逆にうま味が増すものもあります。
上手に冷凍するためのアイテムを揃えて、節約しながらパパっとお料理しましょうね。
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