仕事を辞めると言った後に続ける人。その後泣いた?笑った?後悔した?

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仕事を辞めると言った後に続けることになった。そんな人を人生で何度も見てきました。転職を重ねている私も経験ありです。その後、どんなことが待ち受けているのでしょうか。

仕事を辞めると言った後続ける。さて、その人はどうなった?

仕事を辞めると決めたのはあなた自身です。やっぱり続けると決めたのもあなた自身です。でも、これからのことが不安ですよね。自分の決断に迷うこともあると思います。

世の中の同じ立場の人は、どのように乗り越えたのでしょうか。私自身のこと。私の同僚。ネットの中の様々な意見。全部集めて考察してみました。

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仕事を辞めると言ったのに続ける理由は?

仕事を辞めると決めるまでには色々な葛藤があったはずです。そのうえで決断したことを撤回するには、人それぞれの大きな事情があると思います。

✔仕事を辞めたい。直感で上司に伝えたが後悔している。
✔考えぬいて決断したが、自分の事情が変わった。
✔考えぬいて決断したが、会社の環境が変わった。
✔引き止められて、働きやすい環境を提示された。
✔収入がなくなること。税金のこと。先のことが急に不安になった。

私の場合も、私が見てきたパターンもほぼこんな感じです。続けると決めた後で自分はどうふるまうべきなのでしょうか。ひとつひとつ、例を見ていきましょう。

 

仕事を辞める直感。でも後悔している。

疲れ。不満。甘い転職への誘い。

もうやめるしかない。
ある日、直感を信じて退職願を出したけど、でも後悔している。

✔自分にはまだやり残していることがある。
✔ここで辞めるのは逃げではないのか。
✔もう少し上司と話し合うべきではなかったか。

この場合の退職願いは、少なからず人間関係が悪くなることもあります。まわりの人や上司は、自分達と同じ気持ちで頑張っていると思っていたのに、裏切られた気分。と一時的に風当たりが強くなることは仕方がありません。自分がまいた種です。頑張って拾っていきましょう。

ポイント
上司に素直な気持ちを聞いてもらう

続けるのなら、辛かったこと。抱えきれなかった悩みを素直に話してみるのもいいでしょう。一度吐き出したうえで、しっかりと謝罪しましょう。今後どう頑張っていくかを宣言して、後は1日1日を笑顔で頑張るのみですね。

深刻にならずに。
誰でもあることです。

あなたが笑顔で頑張っていれば、そのうち笑い話になります。そんな人を、たくさん見てきました。

 

考えて決断したが、自分の事情が変わった。

辞表を出した後、経済面や家庭のことなど、予期せぬことが起こり、どうしても仕事を続けなければならなくなる場合もあります。退職後の税金も想像以上に負担です。私もこの税金は鬼だと思いました。

ポイント
考えの甘さを素直に謝罪する。

自分の考えの甘さを素直に謝罪して、「自分はこの会社にお世話になるしかないんです」と言ってみるのもいいでしょう。

一度自分からNOを突き付けた会社に残るのなら、ちゃんと会社をたてて、頭を下げて、今まで以上に一生懸命な自分を見せていきましょう。

✔続けるのも大変です。
✔転職するのも大変です。
✔失業するのも大変です。

その中で、やっぱり続けることを選んだのであれば、続ける選択が自分に一番優しいと判断したのでしょう。その判断は間違っていないと信じて、図太い気持ちで、今の会社に残りましょう。

 

考えて決断したが、職場の環境が変わった。

辞表を出した後に、職場の環境がかわることもあります。

早まった‼

と後悔したあなた。
でも、もう引き返せないと諦めないで下さい。その仕事が好きなら、前言撤回で、絶対残るしかないですよね

✔キライな上司が移動になった。
✔会社の方針が変わった。
✔憧れの部署への移動が実は決まっていた。

自分をずっと苦しめていた悩みの種がなくなったのなら、上司に頭を下げてでも、続ける選択をして欲しいです。転職をしても、きっとまたあらたな悩みは始まります。失業中の心細さや敗北感も相当辛いものです。

ポイント
どんな手を使ってでも、会社に残れる道を探る!

今、積み上げてきた自分のこの会社でのキャリアがいかせる環境になったのなら、どんな手を使ってでも、どんな嘘をついてでも、このまま会社に残れる道を探って下さい。

そしてOKが出たのなら、もう思い切って仕事を楽しんでくださいね。余計なプライドは邪魔なだけですから。

 

引き止められて、もう少し頑張ることにした。

会社にとって優秀な人材で、しかも人間関係も良好であれば、引き止められることもあるでしょう。この場合は会社側が、「なぜ辞めたいと思ったのか。」その問題点を解決するための案を出してくれることも多いです。

ポイント
あなたにこの会社に残って欲しいから。

そんな理由で会社側があなた目線で動いてくれるのなら、その気持ちに答えたい。と思うのは当然のことですよね。自分の存在価値が高まり、仕事への意欲もV字回復する場合もあります。そうなったらもう、恩返しの気持ちでガンガン頑張るしかないですよね。

それでも古い体質がやっぱり変わらない。

と、もしも諦める日が来たら、その時にもう一度辞める決断をしても遅くはないです。

 

辞めると言った後続けても、また辞めることはできる。

無責任な言い方ですが、仕事っていつでもやめることはできます。今自分の中に「逃げではないのか」「後悔するのではないか」と言う迷いがあるのなら、もう少し続けるべきだと私は思います。

もう少し様子を見る大人の余裕です。

とは言え、会社が問題点を解決するための案を出してくれても、会社がそう思うように変わるとも限りません。様子を見るだけです。

✔辞めるのは、今じゃなくてもいい。
✔やれるうちは頑張る。
✔明日どう思うかはわからない。

そんなスタンスなら、ストレスも少しは軽減しませんか。

大人として、周りに迷惑をかけない配慮は必要ですが、一度きりの人生、後悔のないように、自分のための選択をして下さいね。またいつだって、会社は辞めることはできます。

 

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退職願を受理されていないのならまだ間に合う!

辞めると言ったけれど、やはり続けたい。退職願は、人事に受理されていなければ、まだ取り消しは可能です。後悔があるのなら、受理されてしまう前に動きましょう。

なぜ辞めると言ったのか。ちゃんと伝える。

まずやることは、なぜ辞めると言ったのか。なぜ撤回して続けるのか。その気持ちを上司や周りの人に説明する必要はあります。そのうえで話し合いに持っていきましょう。

とは言え、本当のことをそのまま話すことはありません。

嘘も方便。

今後も良好な関係で仕事を続けたいのならば、辞めたい理由を、自分の事情にして伝えることも賢いやりかたです。

✔家庭のこと
✔体力的なことなど。

本音では、

✔上司のあなたが嫌い。
✔仕事がブラックすぎる。

という理由であったとしても、続けるならば、嘘も方便です。

人間関係がイヤで、会社も聞く耳をもたない。辞めた方がいい環境でも、色々な事情で辞められない時ってありますよね。人生の厳しさを味わう試練の時。そんな時は嘘も方便。少しでも働きやすい環境を作るためにも、理由を会社以外のことにして伝える方が賢明です。

ポイント
私はやっぱり、この会社で働きたい。
ここで輝きたい。

という想いを、(嘘でもいいので)しっかりと伝えましょう。

 

話し合える環境なら、本音で話し合うほうがベター。

もしも、上司から引き止められて、しかも話を聞いてくれる環境にあるのなら、弱音を吐いて、仕事内容の見直しを提示してもらえるのが1番いい方法ではあります。

でも私の知る限り、上司と本音で話し合って良くなったことはありません。ある程度、本音と言う仮面をかぶった大人の知恵を絞りながら、私はこの会社が好きだから。という前提での話し合いをしましょう。

あなたの職場環境や、上司の性格をみながら、自分に優しい方法を選択してくださいね。

 

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辞めると言ったのに続ける。成功する?失敗する?

続けても、成功するパターンは?

✔会社が改善策を提示してくれる場合

あなたが大切な人材だと認めてくれて、会社側が辞めたい理由となった問題点を解決するための条件を提示してくれた場合。

信頼を失うことはある。仕事に対する責任感を行動でしめす。

辞めると言ったことで、信頼を失う場合もあります。素直にあやまり、仕事に対する責任感を行動でしめすことは大切です。その覚悟があるのなら、いつかまわりも認めてくれるでしょう。

いつか笑い話になる。

しばらくは信用を失うかもしれませんが、自分次第でいくらでも挽回できます。人間関係がうまくいっていれば、たいていの場合、みんな笑って受け入れてくれます。あとは、頑張るだけです。

いつかきっと、笑い話になりますよ。

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続けても、失敗するパターンは?

✔その会社以外で、本当はやりたいことがある場合
✔人間関係がこじれたままの場合
✔職場の環境が変わらない場合
✔自分が弱いからだと戒めて更に頑張る場合
✔体調を崩している場合
引き止められて、もうしばらく続けようと思いとどまっても、辞めたいと思った原因が変わっていなければ、気持ちの揺れはまたぶりかえして、結局はまた辞めると言う決断をすることもあります。
会社はいつでも辞めることが出来ますが、退職願を出すことは、かなりの覚悟が要りますし、辞めるまでの間は、居心地が悪いものです。続けると言う決断も、その先のことまで考えて、慎重に進めて下さいね。
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人生60年。私の場合。

結婚。出産。夫の転勤。私の人生に転職はつきものでした。専業主婦に憧れながらも、経済的に仕事を続けるしかない環境の中で、いろんな決断の取り消しをしましたが、なんとかなるもんだな。と言うのが私の感想です。一応私の経験を書きますが、興味のない人は(きっと全員)飛ばして下さいね。

私の場合(当時23歳)

飲み会で支店長に、「こんな会社辞める!」と高らかに宣言し、その場で受理されました。が、支店長に親が菓子包をもって、「娘が考えもなしに言ったことです」と謝罪して、支店長に笑って許してもらった経験があります。その後も私は普通に仕事をして、1年後に結婚退職しました。今では考えられないことです。
私の場合(当時27歳)
仕事は楽しかったです。でも妊娠したことを機に専業主婦に憧れて、退職願を出しました。受理されて次の新しい人が決まった矢先に、流産しました。「残ってくれていいいんですよ」との言葉を頂きましたが、さすがに人員オーバーなのは明らかなので、申し訳なくてそのまま退職しました。
私の場合(当時35歳)
職場の環境や人員が大幅に変わり、今までのやり方を否定される日が続き、悩んだ末の退職願。そこから話し合いが続き、譲歩案を頂き、経済的な今後の不安もよぎったので、もう少しだけ続けてみようと決断。言いたいこと全部吐き出したすがすがしさと、周りの態度の変化に助けられ、更にその後の人事の移動も功を奏して、「残って良かった~」と言う結果になりました。
私の場合(当時47歳)
仕事がきつい。上下関係がきつい。まわりがどんどん辞めていく中、私も「もうムリ!」「体をこわす!」と追い込まれ、自分がつぶれる前に出した退職願。話し合いの中、私の希望通りに仕事内容の見直しを提示してもらい、残ることに。人員が少ないことで、仕事のハードさは変わらなくても、キャリアを積めば積むほど要領も覚え、発言力も高まり、あの時辞めずに続けてよかったと思いました。
いかがでしたか。
少しでも参考になればうれしいです。
どんな決断をしても、自分の判断は正しかったと思えるように、1日を精一杯頑張って、そんな毎日を積み重ねるうちに、いつしか笑い話になるような明るい未来が来ることを願っています。
「新 自分を磨く方法」
私が一番気に入っている啓発本です。
20年近く前の本なんですが、結局この本が1番納得させられます。
シンプルでわかりやすいので、よかったら読んでみて下さいね。
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