鼻をこすると臭い。鼻を伸ばすと臭い。もしかして、このニオイ気づかれてる!? 鼻がくさいのは自分だけ!? と不安なのは、あなただけではありませんよ。安心して下さいね。
鼻をこするとクサイのは私だけ!? 鼻を伸ばすとクサイのは私だけ!?
鼻をこすると臭いのはなぜ。
鼻が脂っぽいと感じて、指でこすってみると、「うえっ」と自分で思うことって誰にでもあります。あなただけではありません。その理由は、いろいろあります。
鼻の皮脂の酸化が原因
鼻の周囲にはたくさんの皮脂腺や汗腺があります。なので、鼻は皮脂や汗の分泌がさかんなのです。でも、皮脂や汗は、分泌されたばかりの時は実は無臭なんです。
でも、時間がたつにつれて、皮膚常在菌の影響をうけて、酸化したり分解されることでにおいを発生するのです。
鼻を指で触ると、わずかなぬるつきを感じることは多いですよね。このぬるぬるが酸化したアブラで、不快なニオイのもとなのです。
鼻の皮脂が空気に触れて酸化する
皮脂はもともとは無臭です。でも、指でこすることで、奥の皮脂も指の摩擦で表面にかきだされ、空気に触れます。そのまま空気中に舞うこともあります。皮脂が空気に触れることで酸化して、何とも言えないイヤなニオイを放ちます。
加齢臭によるもの
加齢臭とは、わきがや汗臭さとは違って、「古い油の臭い」によくたとえられます。加齢によって、皮脂に「パルミトオレイン酸」が含まれるようになります。これが、酸化や皮膚の常在菌で分解されると、「ノネナール」という独特のアブラの臭いが発生するのです。
鼻を伸ばすと臭いのはなぜ。
鼻の中のニオイがくさい。
鼻を伸ばすと、鼻の中の粘膜や副鼻腔が広がり、たくさんの空気が通ります。この時に、鼻の中の小さな汚れや細菌が、より多く空気中に舞い上がる可能性があるんです。
また、鼻の中にもたくさんの空気が入り込むので、いつもは感じなかったわずかな臭いも強く感じるようになります。
鼻の毛穴が引き延ばされて酸化が加速する。
鼻を伸ばすと鼻の毛穴も引き延ばされて、毛穴に詰まった酸化した油の臭いが空気中に舞います。また、毛穴が広がると、皮脂が空気にたくさん触れることになり、酸化を加速します。
副鼻腔が広がって、小さな臭いも敏感に感じるような状態なので、酸化した油の臭いを感じとってしまいます。
鼻がくさいと気づかれてる!? チェックしてみよう！
鼻の皮脂の臭いは、自分で感じることはありますが、他人が感じるほどの臭いではありません。よほど顔を近づけない限り、悟られるほどの強いにおいではないので安心して下さいね。
でも問題は、
顔を近づけるほど接近する可能性がある場合ですよね。
はたして、あなたの鼻の皮脂はどれくらい臭うのでしょうか。
チェックしてみましょう。
✔ティシュでぎゅっと抑えて黄色い皮脂がついてこないかをチェック。
2.ティッシュの色でニオイチェック
ティッシュや濡れティシュで鼻の皮脂を拭いた時に、黄色くなるなら臭い要注意です。本来皮脂は無色透明です。でも、酸化すると黄色くなるのです。皮脂の酸化がニオイの原因なので、黄色くなるなら、さっそく対策を考えましょう。
鼻をこすっても臭くならないニオイ対策とは⁉
鼻の臭い対策はいくつかあります。外出先での応急処置と、生活面を改善して、臭いにくい肌にかえていく方法。それぞれご紹介します。
外出先での急な皮脂の臭い対策
急なデートの約束や歯医者の予約など、顔が至近距離になるSOSに対処する方法です。
✔水分をきちんととる。
✔メイクオフシートでメイク直し
1.優しくティッシュオフする。
ティッシュは余分な皮脂だけを取ってくれます。必要な皮脂や水分は取り過ぎないんです。肌を守りながら、表面にあふれた酸化した皮脂だけを取り去ってくれる最高の応急処置です。やわらかいティッシュを、優しく軽くおさえてオフしましょう。
2.あえて水分はちゃんととる。
汗をかきたくなくて水分を控えるのは逆効果です。水分の少ないねっとりとした汗は、雑菌が繁殖しやすく臭のもとになります。鼻の毛穴から出る汗にも、ニオイが発生してしまいます。水分はしっかりととりましょう。
3.リフレッシュシートでメイク直し
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メイクの上から使えるリフレッシュシートが便利です。メイクの上から優しくおさえると、余分な皮脂と汗だけをオフしてくれます。保湿もしてくれるので、メイク直しも楽々です。こちらはカモミールの香り。鼻の皮脂とニオイ対策として、カバンに入れておきたい良品です。
鼻の皮脂の臭いをおさえる生活の工夫
鼻の皮脂も、スキンケアや生活面を見直すだけで、落ち着かせることはできます。皮脂を抑えることが、鼻からの悪臭を減らす1番の近道です。
✔角質の汚れをきちんと洗い流す。
✔ストレスをためこまない。
✔油物、甘いものを控える。
✔寝不足厳禁。
✔ホルモンバランスの乱れに気をつける。
✔普段からいい汗をかいておく。
では、ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
1.鼻の保湿がとっても大切。
鼻の表面は意外と乾燥しています。汗をかいたあとも、うるおい成分が汗と一緒に蒸発してしまいます。ぬれていても、肌の中は乾燥注意報なのです。乾燥するほど、皮脂腺からどんどん脂を分泌します。
だから、保湿。保湿。保湿。外出先でもサッと保湿するようにすれば、皮脂を減らすことができますよ。
外出先の保湿とメイク直しなら、SNSでも大人気の「ザ・タイムRデイエッセンススティック」がとても便利です。
乾燥した箇所にスティックで直接ぬって、指でトントンするだけです。保湿成分65％入った携帯用美容液です。
2.メイクや汚れはしっかり落とす。
毛穴にメイクや汚れが詰まり、そのまま毛穴の中に留まってしまうと、酸化だけでなく、雑菌が繁殖しやすくなります。これも、においの素になります。しっかりメイクオフするために、よい洗顔料を使いましょう。
たとえば、コーセーのダブルブラックウォッシャー。
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泡立てない直塗りタイプで、皮脂や毛穴づまりをしっかりオフ。しかも敏感肌にも優しい処方なので、「my best」でも1位になっていました。
3.寝ている時の皮脂の酸化はこわい。
寝ている時は、想像以上に汗をかいたり、皮脂を分泌しています。それも、長時間。酸化してすでに臭いが発生している肌。そのままにしていたら、ちょっと触っただけで指に臭いがついてしまいます。朝の洗顔でしっかり洗い落としましょう。
4.ストレスや寝不足に注意する。
ストレスや寝不足になると、ホルモンバランスも乱れ、男性ホルモンの分泌が盛んになんります。皮脂の分泌もさかんになって、臭いの大きな原因になります。
まとめ
いかがでしたか。
鼻を指でこすっても、いい香り。顔が近づいても、いい香り。そんな女性になりたいですね。今日から鼻の皮脂のニオイ対策をはじめましょうね。
