ローズヒップティーを毎日飲んで、その美容効果に期待がふくらむ私。バラの花の後になる実がローズヒップ。たくさんの美容成分を含み、ヴィーナスのように美しい肌を作り出してくれる神様の贈り物なのです。
今回は、ローズヒップティーの効能や飲み方、そして食べ方まで特集していきます!!
ローズヒップティーを毎日飲んで、出涸らしまで感謝して食べつくす。そこからキレイは生まれる。
ローズヒップティー効果!! ホントに肌にいいの!?
バラの実が熟するまで待って、採取し乾燥したものを、お湯で抽出すると、ローズヒップティーになります。
ビタミンCは100g中に約1,000mg。
レモンの20倍もあり「ビタミンCの爆弾」とも言われています。
私が美容施設でハーブティーを扱っていた時に、ローズヒップティーを栽培してい人と仲良くなりました。肌がとてもキレイな女性で、毎日ローズヒップを味わっているからだと言っておりました。
出涸らしまで食べることを知ったのは、その時でした。
実はローズヒップティーは、
出涸らしの方が栄養満点なんです。
ローズヒップティー効果!! ローズヒップの美容成分
ビタミンC.P.Eが絶妙に効果を高めあう
コラーゲンのもととなるビタミンC。
でも、熱に弱く壊れやすいビタミンCを、ビタミンPが守ってくれます。更にビタミンPは、ビタミンCの働きをパワーアップしてくれます。
ビタミンEは、若返りのビタミンとして大切な成分ですが、働きを終えると酸化してしまいます。
酸化は肌の大敵。
でも、ビタミンEの酸化を救ってくれるのがビタミンCなのです。
それぞれが、お互いを補い高めあう効果。
それが、ローズヒップの魅力のひとつ。
カルシウムと鉄分とβカロチン
カルシウムは牛乳の9倍、鉄分はほうれん草の2倍、βカロチンはトマトの20倍も含まれているそうです。(健成園より)
食物繊維とポリフェノールで痩身効果
豊富な食物繊維が便通を整え、ポリフェノールが美白をサポートしてくれます。そして、ローズヒップポリフェノールはダイエットにも効果があることが確認されたそうです。
ローズヒップティー効果!! ローズヒップの実がなるバラは!?
ドックローズ
ローズヒップティーで一般的なものがドックローズです。
6月の初めから咲き始め、7月中旬には咲かなくなってしまいます。白から濃いピンクなど色は様々な初夏の花です。古くから薬効が高いことが知られ、狂犬病にも効果があるとされたことから、「ドックローズ」と呼ばれました。
秋に実る赤い果実がローズヒップです。花は、エッセンシャルオイルを抽出するだけの強い芳香はありません。
スイート・ブライアー
ドックローズよりもやや小さい一重のバラ。イギリスでしかみられません。花ではなく、葉に独特の芳香があり、りんごのような香りとも言われます。エグランタインの名で詩人たちにたたえられてきました。シェークスピアの「真夏の夜の夢」の中にも登場する花です。
ドックローズと同じく、花を咲かせた後、
卵形のローズヒップの実をつけます。
ローズヒップティーの 効果的な飲み方
rose 毎食後が一番おすすめ
ビタミンCの爆弾と言われるローズヒップティーですが、ビタミンCは水溶性のビタミンなので、たくさん摂取しても流れてしまいます。こまめにとることが大事。
毎食後にティーカップ1杯くらい。効率よく体に美容成分が吸収されます。カフェインが含まれていないので、寝る前に飲んでもいいでしょう。
rose ローズヒップティーの淹れ方
生活の木の有機ローズヒップティーは酸味も強すぎずとてもおいしいです。私のお気に入りです。
沸騰させた熱湯を注ぎ、揺らしたりせずに
5~8分ほどかけてゆっくり抽出して下さい。
rose 夏は冷やして楽しむ
夏は、たくさん作ったローズヒップティを冷蔵庫で冷やして飲みましょう。赤いキレイなドリンクが手軽にできあがります。とってもおしゃれでおいしいです。
酸味が気になる時は、熱いうちにオリゴ糖を混ぜて下さいね。
ローズヒップは出涸らしまで食べる!!
美肌成分が豊富なローズヒップですが、ティーで飲む場合、栄養素はそんなに高くありません。実は、出涸らしの中に、ほとんど残されたままなのです。これを捨てるなんて、本当にもったいない。
出涸らしまで食べること。
だから、ローズヒップはいいものを選ぶ必要があるのです。
有機栽培の茶葉のままのローズヒップは、ティーパックよりもお値段は高めですが、それ以上の美容効果を運んでくれるのです。
ローズヒップの出涸らし 手軽な食べ方
rose
そのままオリゴ糖と混ぜる
意外と一番好きなのが、そのまま蜂蜜やオリゴ糖と混ぜて食べる方法です。
いちごジャムに混ぜてパンに塗ってもおいしいです。
rose
ヨーグルトに混ぜて食べる
オリゴ糖やジャムに混ぜたローズヒップに、ヨーグルトを加えて食べてもおいしいですよ。パウンドケーキに混ぜたり、クッキーに入れたり、オリジナルのアイディアで楽しんで下さいね。
ローズヒップの出涸らし
【参考図書】
※基本 ハーブの事典 ※心と体をいやすアロマテラピー―はじめてのオイル選びから、ブレンドレシピ120 ※健成園