貨幣状湿疹が完治して1年と3カ月。あれほど悩んだことが嘘のようにサラサラのお尻で日々を過ごしていたほるもんこ。
しかしある時、お尻の右側にニキビのようなものが1つできました。
それがなかなか治らず、かといって増えもせず、痛くもかゆくもなく、見た目にもブサイクでもなくひっそりと膨らんでいました。
貨幣状湿疹が再発したのか!? 形も症状も微妙に違うけれど…!?
貨幣状湿疹が再発したのか!?とも思いましたが、それにしても小さい。冷蔵庫に常備しているステロイド軟膏(スピラゾン)を塗っても全く効果なし。
1年3カ月前、ほるもんこを悩ませていた貨幣状湿疹なら、スピラゾン軟膏を塗れば治り、止めると出てくるを繰り返していたはず。ということで、この膨らみは単なるニキビであると判断し放置していました。
昔と同じ場所に貨幣状湿疹ができ始めた!!
放置すること1カ月。そのうち、お尻と太ももの境目に、貨幣状湿疹が出現しました。以前と同じ場所です。新たにできたこのポッチリは、間違いなく貨幣状湿疹である!!と、貨幣状湿疹のプロであるほるもんこは診断しました。
そして、スピラゾン軟膏を塗ると、あっという間に小さくなっていきました。塗らなくなると出てくると言う前と同じ展開。
しかし、お尻にできた最初のポッチリには、何の変化もありませんでした。
貨幣状湿疹の親玉はやっぱりこいつだ!!
それから更に1カ月。お尻に出来ていたニキビのような小さな膨らみは、しっかりと1円玉くらいの大きさになり、うっすらと赤みを帯びて膨らんできました。
やはり。やはりこいつは、貨幣状湿疹の親玉だったのか!!
貨幣状湿疹は、まず親玉が現れ、そこから広がっていきます。
なぜステロイドが効かなかったのか!?
貨幣状湿疹にはステロイドは効果を発揮しますが、皮膚の厚いお尻にはなかなか届かないようです。スピラゾン軟膏は強力なステロイドですが、分厚いお尻のお肉にできたやっかいな貨幣状湿疹には太刀打ちできないということです。
街の名医いわく。
「スピラゾンはいい薬ですが、貨幣状湿疹を完治することはむずかしい。安い軟膏をたくさん塗るよりも、効果的な高い軟膏を短期間塗る方が傷口に効果がある。と言えばわかりますか?」と教えてもらったことがあります。
ステロイドを悪く言う人も多いですが、ほるもんこにとっては良薬です。ステロイドであるケナコルトの筋肉内注射により、1年以上も再発せずに快適な生活を送ることができました。1度しっかりと完治したと言うことです。
でも、再び出来た場所はお尻。名医にお尻を披露することがはずかしく、自分で治す方法を模索する日々が続きました。そのくだりは次回です。