ステロイド軟膏(スピラゾン)を、塗ったり塗らなかったり。自己流でテキトーに貨幣状湿疹とつきあって1年。
ステロイドだらだら使用の恐怖をネットで知り、街の名医に再び診てもらうことにしたほるもんこ。自己流は大変危険です。どうぞみなさま、お控えくださいませ。
貨幣状湿疹のお尻に注射を打ったら、あっという間に治ってしまってびっくりした!!
「お尻のこの湿疹が親玉なのです。ここから広がっているのです。だからここに注射を打ちますね。その方が早いです。」と言われ貨幣状湿疹が出来ている場所に、ピンポイントで注射を打ちました。
「効いてくるのは、10日後くらいからですよ。」
と言われましたが、実は翌日から驚くほど回復し、若干出来ていた両太ももの湿疹まであっという間に全部キレイになっていきました。
こんなに効果があるのなら、なんで前回の時に打ってくれなかったのだろうという疑問が湧くほどの回復ぶりでした。
貨幣状湿疹の注射ってなに!?
ケナコルトと言う、筋肉内注射です。
診療明細書によると、5mg程注射したことになっています。最初に体重を聞かれたので、そのあたりも加味しての量なのでしょう。
ケナコルトはステロイド剤です。炎症を抑え、過剰につくられた線維や毛細血管を委縮させるそうです。そのおかげで、もりあがっていた湿疹が小さくなっていきました。
ステロイド注射の副作用がこわい!?
適切な量でなければ、皮膚の凹みや血管拡張が起きることがあるそうです。
ステロイドに関する知識や経験の豊富な医師にお願いするのが一番安全とのこと。さて、ほるもんこが受診したのは街の名医。
日常損傷病学のHPを見てみると、1カ月に10mgまでの使用なら、副作用の心配もないように思います。ケナコルトが問題視されている背景には、整形外科の治療などで、月に100mgを超えるほどの投与をしてしまう場合などらしく、5mgを1カ所に注射するくらいなら問題ないようです。
ケナコルトのいいところは、注射した患部以外には広がらないこと。だから局所注射であれば、全身に広がる副作用も考えにくいようです。
ケナコルトはニキビ跡にも使われている!
炎症が治まり、腫れが引く即効性があるので、ニキビやニキビ跡の長期的な治療にも使われているようです。
その場合は、1カ月に1回を5~10回局所注入して目立たなくしていくそうです。
ケナコルトが問題になるのは注入量。信頼できる医師にかかることが大前提です。今回ほるもんこが注入したのはわずか5mg。それをたった1回きり。
これだけで劇的な改善があったことを思えば、1年間悩み続けた貨幣状湿疹から解放された喜びも含めて、副作用におびえてステロイドを拒否する理由がないように思えました。
貨幣状湿疹が完治しました!!
飲み薬として、かゆみ止めの「フェキソフェナジン塩酸炎上60mg」アレルギー反応や炎症を抑える「トラネキサム酸カプセル」を1カ月分。
塗り薬として、ステロイドの「スチブロン軟膏0.05%」と炎症を抑える「亜鉛華軟膏」を少しもらいました。
注射をして3日でほとんど治りましたが、念のためお薬は1カ月飲み続けました。
その後1年と3カ月。何の再発もなく快適な日々を過ごしたほるもんこ。これは完治と言ってもいいと思います!!
しかし、その後お尻にまた1つ、貨幣状湿疹ができたのです!!