カセットテープが数年前からじわじわ人気です。若者から中高年まで、人気の理由は様々。自然のノイズを楽しみたい。カセットテープデッキがかわいい‼有名アーティストがカセットで曲を出している‼などなど。
カセットテープを処分するなんてもったいない。
新品なら高く売れるし、中古だって0円じゃない。自分で楽しむもよし。カセットテープを処分してお心遣いにするもよし。大切な昭和の思い出を、有効活用しちゃいましょう‼
カセットテープの音質、音楽が人気‼新品も中古も、最新のカセットデッキで楽しめる‼
カセットテープをゴミにするなら、買取かヤフオクへ‼
カセットテープはハイポジやメタルが人気‼
カセットテープの種類は大きく分けて、3つあります。
ノーマルポジション
（原材料に酸化鉄が使われたタイプ）
どんなカセットテープデッキでも使えます。若干ノイズは多め。
ハイポジションテープ
（原材料はコバルトと酸化鉄）
クラシックやジャズなど音楽をキレイな音で聴きたい人に人気です。
ただし、ハイポジ対応のカセットデッキでしかいい音では聞けません。
メタルテープ
（原材料は酸化していない鉄合金）
高音質で、生の迫力のある音を体感できます。
ただし、メタルテープ対応のカセットデッキが必要です。
ハイポジとメタルの価格が高騰しているのはなぜ⁉
カセットテープには3種類ありますが、今価格が高騰しているのが、ハイポジとメタルです。その理由が。
今は生産していない‼
ってこと。
ノーマルテープは今でも生産していて、その価格は10枚で約800円程度。格安です。今でも欲しい人がいるってことですね。
カセットテープの値段。今と昔。
ノーマルテープもハイポジもメタルも録音できる長さが色々あるので、価格はピンキリでした。カセットテープ音楽の主流は昭和1970年～1980年代。
ノーマル
100円～200円。
ハイポジ
400円くらい。
メタルテープ
800円くらいでした。
大切にしたい音楽。好きなアーティストの音楽。ダビングしてプレゼントする時は、ハイポジを選んでいましたよね。勝負の時や、大好きな人に贈るときはメタル‼目的によってカセットテープを選ぶ時代でした。
カセットテープのハイポジ。未使用なら処分しないで‼
カセットテープ人気がじわじわ続いている今。生産中止で新品を買うことのできないハイポジカセットとメタルカセットは、結構高く販売できます。
ハイポジだと、2倍。
当時400円のものなら、800円。
メタルテープだと、約3倍。
当時800円のものなら、2,200円。
録音してしまった中古品は、大きなお金にはなりません。でも、処分するくらいならヤフオク！に出品してみてはいかがですか。
それでも、ハイポジ、メタル、ノーマルを50本～80本くらいまとめて販売すれば、ヤフオク！でも、4,000円くらいで落札されているので、捨てるよりもずっとお得ですね。
カセットテープ再生機。かわいいんです。
カセットテーププレーヤーがなければ、カセットテープで音楽を聴くことはできません。
今じわじわカセットテープ人気が出ている背景には、カセットテープレコーダーの新品が販売されていると言ううれしい理由があります。
たとえば。
カセットテーププレーヤー
Bluetooth5.0対応タイプ‼
世界初の
Bluetooth5.0対応のカセットプレイヤーです。
表もあえて透明にして、カセットテープが回っている様子も楽しめます。
カセットテーププレーヤー
レトロかわいいタイプ‼
※画像出典：音楽とアンティーク家具のお店
アメリカのメーカーが新品で販売しているポータブルステレオカセットプレーヤーです。3,980円で買えますが、限定商品みたいです。イヤフォンでもスピーカーでも音楽を楽しめます。
アマゾンや楽天では手に入らない希少プレーヤー。
コチラで買えます。
カセットテープの録音方法
昭和40～50年代は、レコードデッキにカセットデッキを近づけて、直に音を入れていた時もありました。
でも今は、USBの時代です。
カセットデッキには、USBポートがついているものも多く売られています。音楽配信で好きな音楽をダウンロードして、USBでラジカセにうつすだけで、簡単にカセットテープの音を聞くことができます。
カセットテープが人気なのはなぜ⁉
カセットテープが今更なんで人気なのでしょうか。若者から50代以降まで、人気の理由を探っていきます。
人気の理由その➊ カセットテープで大物アーティストが曲を出している‼
若者にカセットテープがじわじわ人気になっている理由のひとつ。それは、人気の大物アーティストが、カセットテープで曲を出しているからなんです。
ビリー・アイリッシュ
2019年3月発売。ファーストアルバム。
レディー・ガガ
CHROMATICA
でもなんで今更⁉
って素朴な疑問が湧きますよね。
羽鳥慎一モーニングショーの
ショーアップではその理由をこんな風に紹介していました。
カセットテープ文化に詳しい
松崎順一氏によると。
音楽業界は、境的にアナログ回帰の動きが広がっているそうです。アナログは録音したノイズも高域低域の音も余すところなく入っている。自然の音なので聴きやすい。
アーティストも、本来の音に近いものを求める動きがあるそうです。
人気の理由その❷ カセットデッキがオシャレな新品が買える‼
※画像出典：音楽とアンティーク家具のお店
先ほどもカセットテープデッキをご紹介しましたが、かわいいタイプからレトロ風など、若い子が昭和をおしゃれに楽しめるようなものが新品で買えるんです。
50歳オーバーの私でも買いたくなります。まさか、カセットテープがこんな再生機で再び脚光をあびるなんて思いもしませんでした。
人気の理由その❸ 50代以上は青春のシンボル‼
50代以降の人にとって、カセットテープは青春のシンボル。本当に懐かしいですよね。カセットテープに好きな音楽を1曲1曲せっせと集めて、自分のベストカセットを何個も作った思い出があります。
好きな人のオリジナルのベスト曲をプレゼントされたこともありますよね。
お金と時間に余裕ができた今だからこそ、あの頃の思い出にひたりたい。
そんな人からの需要があるようです。
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懐かしのカセットテープをデジタル化できる‼
押し入れの隅っこに追いやられた昔のカセットテープ。捨てようか、売ろうか考える前に、せっかくの思い出をデジタル化して保存する人も増えています。
➊コンパクトでかさばらない。
❷劣化を防いで半永久的に保存。
そして、パソコンやMP3プレーヤー、スマートフォンで簡単に聞くことができるんです。
なつかしいあのくぐもった音。グッときますよ。きっと。
なんせ、カセットならではのノイズもちゃんと録音されるんです。
断捨離が盛んな今。
捨てるのもよし。大切な思い出を上手に保存するもよし。
カセットテープのことを久々に考えた私でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
