ハイジニーナを訳すと「衛生」。VIOを赤ちゃんのようにすることです。
つまり無毛状態。
欧米では、清潔感があって美しい。ということで主流のようですね。日本ではまだ少数派ですが、ハイジニーナに挑戦しようとしているあなた。まさか、20年後に毛生え薬を塗り込んでいませんように…。
エステティシャンである私の
ハイジニーナと毛生え薬の深ーいお話です。
ハイジニーナに毛はえ薬。効果があれば、取り返しのつかない後悔をしなくてすむと思うけど…。
ハイジニーナは若いうちは美しい
私はエステティシャンです。脱毛もします。VIO脱毛は日本でもかなり人気です。でも、ハイジニーナで無毛にする人はまだまだ少数派です。
後悔しても、もとにもどすことができないので、サロンでも「同意書」にサインをすることが条件になります。
欧米の女性のハイジニーナの画像を見ると、ほんとに美しいですよね。そして、間違いなく楽です。でも勇気がない。
そんな日本女性の理由は様々。
ハイジニーナにする勇気がない理由5つ
② 温泉や病院に行った時にはずかしい。
③ 脱毛が痛そう。
④ 遊んでいるように誤解される。
⑤ 将来後悔しても、どうにもならない。
ざっと、こんな感じでしょうか。まだまだ、日本の文化には、ハイジニーナは入りこんでおりません。人目に晒される場面を想像すると、勇気がでない。
この気持ち、よーくわかります。
ハイジニーナにしていい理由5つ
② 生理の時など、とっても楽。
③ 衛生的。清潔。
④ ハイジニーナ好きの彼に大歓迎される。
⑤ きれい。色っぽい。
人目を気にしない。自分が好きな事をする。
そんな肝の据わった女性なら、
ハイジニーナはいいこといっぱいです。
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ハイジニーナにしたあなたの20年後は!?
さて、はれてハイジニーナが完了して、すがすがしく美しいVIOを手に入れたあなた。
楽しい毎日が続き、
月日が流れ、20年後の世界。
ちょっと想像してみましょう。
╲ハイジニーナが主流になっていた未来╱
若いうちにハイジニーナにしたあなたの肌は、年齢を重ねてからハイジニーナにする人よりもずっときれいです。
蒸れたり擦れたりすることも少なかったので、黒ずみや毛穴の開き、ざらつきも少なくて、自慢のパーツになっているでしょう。
若いうちから肌があらわになっているので、保湿のお手入れも心がけているはず。だから、若い時の決断が、あなたの更なる自信に繋がっているはず。
デリケートゾーンにも白髪がまざる世代になったあなた。でも、大丈夫。だって、ハイジニーナだから!!
╲ハイジニーナが主流にならなかった未来╱
40~50歳になって、温泉を楽しみたいあなた。でも待てよ。この頃、ハイジニーナである自分が気恥ずかしい…。婦人科を受診する時も、なんだか勇気がいる。
自信満々だったあの頃の自分とは、ちょっとメンタルが弱ってきたのかな。
顔や体がたるんでくるように、デリケートゾーンにも肌の衰えはやってきます。それをふんわりと隠してくれる毛がないあなた。
ずっと人生を共に歩むはずだった彼。でも人生は何が起こるか分からない。パートナーが変わった時、ハイジニーナを受け入れてくれるのだろうか…。
でも、白髪の心配はいらないのだ!!
╲ハイジニーナは恥ずかしい未来╱
まあ、これはないと信じたいですが、世の中は摩訶不思議。体毛の濃い美人モデルが登場してちやほやされて、そこから憧れる若い子が増えて…
なんて時代が100%来ないとはいいきれないのです。
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キャメロンディアスの言葉にあれこれ思う
現在45歳のアメリカの女優キャメロンディアス。彼女のハイジニーナに対する発言が、物議を醸しているそうです。
たとえば…。
今はいいと思っても、いずれ考えが変わるかもしれないし、あなたの考えが変わるのと一緒で(セクシーだって言ってた)彼氏の考えかもしれないのよ?
※epilaboより引用
そうですよね。
しかも、時代の流れも変わる。
もしかしたら、
ふっさふさが美しいとされる時代になっていたりして。
更に…。
「流行は変わっていくもの」だし、それに
「年を取るとどこも重力の影響を受けるもの」
そう、「そこ、たるむよ」
ストレートな表現ですが、
伝えたいことはとても真面目です。
自分の体のことを、
ちゃんと考えて欲しいという発言です。
あと個人的にはどうやって筋トレを行えばよいのか見当もつかないので、バストなどよりずっとたるみを防ぎにくいのではないだろうかと考えます。
エステティシャンとして、
私も、まったく同感です。
ハイジニーナを自ら選ぶ。それもかっこいい。
誤解しないで欲しいのが、ハイジニーナを否定しているわけではありません。生き方の選択は様々。自ら納得して選んだことなら、私は大賛成です。
そして、もうひとつ、
声を大にして言いたいことがあります。
それは…。
とりかえしが
つかないことなんてない!!
ハイジニーナにしたから、もう永久にハイジニーナのままなんてことも、ないと思うのです。例えば私には、こんな過去があります。
毛生え薬で体毛を増やした女子高生
毛生え薬って知っていますか。
体毛の薄さで悩んでいる人向けに発売されている「ミクロゲンパスタ」です。男性ホルモンのテストステロンが配合されたクリームです。
高校生の頃、人よりもデリケートゾーンの体毛の少なさを気にしていた私は、こっそりミクロゲンパスタを塗り続けた経験があります。
その結果、みごとな体毛を育ててくれました。ちょうど遅ればせながら訪れた第二次性徴期と相まって、効果は絶大でした。
うれしかったなあ。
でも、ばかだったなあ。
まさかこんな無毛時代が来るなんて、あの頃の私には想像すらできなかった。
だから将来、ハイジニーナに困ったら、もっと効果がすごい毛生え薬がでているかもしれません。時代の変化は想像もできない。と言うお話でした。
毛生え薬「ミクロゲンパスタ」
40年ほど前。私が高校生だった頃にお世話になったミクロゲンパスタは、今でもアマゾンで売られていました。びっくりです。
今現在、ハイジニーナを後悔している方のために、簡単に商品説明しますね。光脱毛で毛根の力をなくしてしまった箇所にも効果があるかは不明です。
ミクロゲン・パスタは、二種のテストステロン(男性ホルモン)を主成分とした、吸収されやすいクリーム状の外用育毛剤で、まゆ毛、ヒゲ、胸毛、腋毛、性毛など、頭髪以外の部分に生えるべき硬毛の生育促進に、塗って効果をあらわすものです。
効果は個人差があり、2~3カ月の使用で変化がなければ中止して下さい。第1類医薬品なので、アマゾンでも、薬剤師による適正使用の確認後に発送されます。
毛生え薬とハイジニーナ。20年後に選ぶのはどっち!?
40年前に毛生え薬で生やした体毛を、10年前には光脱毛した私。20年後はどちらを愛用しているのでしょうか。
自分の体も肌も変わる。時代も環境も変わる。だったら、考え過ぎても仕方がないこと。今正しいと思ったことをやってみる。後悔したら、その時どうすればいいかを思案する。そんな生き方の方がおもしろいと思います。
でも、一度立ち止まって考えてみて下さい。20年後の自分。それでも今の自分にGOサインを出すのなら、それはすばらしい。
ハイジニーナをじゅうぶんに楽しんで下さいね。