私には、かかりつけのお医者様がおります。インチキくさい雰囲気の人ですが、とても信頼しています。
先生に紹介されたのが、へパリン類似物質スプレー。
初めての使用感に感動。サラサラと皮膚にはいっていきます。そしてうるおいます。しかも保険適用で700円くらいです。非常に安い。先生いわく。
「これは更年期のカサカサ肌の救世主。皮膚科のお医者様は、患者さんが減るから処方しようとしないのよ。」
何回行っても同じことを言うので、先生の常套句らしいのですが、こんなに安価でカサカサトラブルから解消されるなら、なんて素敵な化粧水なのでしょう!!
乾燥は肌トラブルの1番の原因!! 安く賢くうるおい肌を手に入れよう!!
街の皮膚科の名医の診断はいつも「乾燥」
この人。私の街で有名な皮膚科の名医です。
彼は、肌のトラブルで受診するほるもんこに必ずこう言います。
「乾燥ですね。」
どんなトラブルで受診してもそう言うので、信じがたいですが、どうやらほとんどのトラブルは乾燥が関係しているようです。でも、高いボディローションは続かないし、安いローションは潤わない。そんな更年期世代の頑固なボディの乾燥におすすめなのが、へパリン類似物質なのです!!
へパリン類似物質とはなんでしょう!?
「ヒルドイド」という名前で処方されるそうですが、ほるもんこのスプレーにはそのまま「へパリン類似スプレー」と書かれております。50年以上昔から乾燥肌対策として日本でも使われてきたそうで、優しい成分のスプレーです。ステロイドも入っておりません。
アトピー性皮膚炎にも効果が期待されています。
主な作用は3つ。
保湿作用
保湿は主に肌の角質層が関係しています。角質のバリア機能がお肌を守ってくれているのです。皮膚の水分を保つ働きと、体外からの細菌や化学物質、紫外線からお肌を守る働きがあります。
抗炎症作用
乾燥がすすむと、角質が薄くなり、外からの刺激によりそのままダメージをうけてしまいます。真皮にある毛細血管がそのまま透けて見えることで赤ら顔になったり、免疫が落ちて炎症が起こります。
そして、更年期世代は女性ホルモンが少なくなることで真皮まで薄くなってくるのです。
炎症は、外からの刺激から戦っている証なので悪いことではありません。悪いのは、刺激を受けやすくなってしまった薄い肌のほうです。
でも、まずは炎症を鎮めることで辛い症状から抜けだしたいものですね。
血行促進作用
皮膚の代謝に必要な酸素や栄養分は、動脈から毛細血管への血流によってお肌にも運ばれます。いらなくなった老廃物や二酸化炭素も、毛細血管から回収されます。血流が良くなることで、肌の代謝が活発になり、肌トラブルを改善へと導いてくれるのです。
へパリン類似物質スプレーの使い心地
直接乾燥の激しいところにスプレーします。お風呂上がりにシュー。でも、冬の洗面所では、冷たくて体に力が入ります。
容器を逆さにしてもOK
逆さにしてシューッとしても、ちゃんと出ます。背中、お尻、内股などにも簡単にスプレーすることができて便利です。
サラっとしてすっと染み込みます
スプレーしたままだとなかなか肌に入っていきませんが、手でかるくマッサージしていくと、驚くほどにすうっとお肌の中に浸透していきます。
顔に使用してもいいの!?
婦人科の先生は、顔に使用してもかまわないと言っておりました。
私も、顔用オイルを塗る前に、セラミドの化粧水とまぜて使っております。肌の調子がいいので気に入っています。
でも、ネット情報によると、肌の弱い人は顔へのスプレーはNGなんだそうです。
へパリン類似物質スプレー使用3カ月
ステロイドのように症状を鎮める対症療法と違い、炎症をおこしやすい肌自体を強くしていく根本治療なので、時間はかかります。
しかも、お風呂上がりや朝だけの使用では不充分です。
昼も。更に余裕があれば3時頃にも。こまめにスプレーでケアすると、ヒリヒリした不快感から解放されていきました。
とにかく保湿。とにかく何度も。
小指に何度も繰り返した湿疹も、内股の赤みも、今のところ再発していません。
へパリン類似スプレーを6本まとめ買いして、家のいろんな場所に置いておく。気が付いたらすぐにシューッとしている毎日です。つまり、相当お気に入りです!!
あなたがもしも、肌のトラブルで悩んでいるのなら、婦人科や皮膚科でこう叫んでみて下さい。
「へパリン類似物質0.3%下さい!!」
なかなか病院に行けない人はこちらでお試しください。
※追記 2017.12
ヘパリンをもらいに本日病院に行ってきました。すると先生から、悲しいお知らせがありました。来年4月から、治療目的でもない場合、保険適用でヘパリンを処方することが難しくなるそうです。
ヘパリン人気が加速して、10本とか処方して欲しいと言う人が増えてしまったことが原因。医療保険の無駄遣いとうことで、メスが入ったらしいです。とほほ。
※更に追記 2018.10
ヘパリンをもらいに再び婦人科へ。
先生いわく。「ヘパリンですが、またいっぱい渡せるようになりました。色々国も揺れ動いているようですね」とのこと。
詳しい事情はわかりませんが、今回も6本貰ってきました!!