スヌーピーの性格は、見た目通りゆるいと思っていませんか。でも漫画やアニメで見ると激しく動く場面も多く、しかもいじわるな表情も見せるので、性格悪い説が浮上しています。でもまあ、そこがまたかわいいんですけど。
今回は、スヌーピーの性格の悪さが満載の動画や、エピソード、歴史まで興味津々でご紹介します。
スヌーピーの性格が悪くなったのはいつ?スヌーピーの歴史から紐解いてみた。
スヌーピーの歴史と作者は?
スヌーピーは、漫画「PEANUTS(ピーナッツ)」で登場し、1950年10月2日~2000年2月13日までの50年間、新聞で連載されました。
作者はチャールズ・M・シュルツさん。当時27歳の漫画家でした。
そこからずっと、ほとんど毎日1人で描き続けたんです。
2000年2月12日
77歳でこの世を去ります。でもその数か月前まで現役を続け、亡くなる前日には、ビーナッツ日曜版の最終回が掲載されました。
初期の頃のスヌーピーはかわいい子犬だった‼
SNOOPY COMIC SELECTION 50’s (角川文庫)
このコミックの表紙は、初期のスヌーピーです。かわいい子犬ですよね。
1950年~1952年
初めは四足歩行の子犬でした。そして、チャーリーブラウンも4歳のやんちゃな男の子でした。チャーリーの前でいい子座りしているスヌーピーの表紙を見ると、性格悪い説なんてふっとびますよね。
スヌーピーの性格が悪くなったのは1952年以降⁉
1952年~
4足歩行だったスヌーピーが、この頃から2足歩行になります。そして徐々に、人間の言葉で考え、哲学的なことも言うようになります。
そして、
当時のスヌーピーは今よりも細長く描かれています。
リアルな表情で人や物に執着したり、いじわるしたりする場面が多く、かわいさを前面に出す描き方ばかりではありませんでした。
かわいいけど生意気。性格悪そうだけど憎めない。という全力のキャラが大好きです。
懐かしの映像です。
これなんかホントに性格悪いですよね。(笑)
ライナスの毛布に対する執着。目つきの悪さ。でも、最終的には甘えて笑顔になるところが、スヌーピーの可愛さなんですよね。
スヌーピーの性格が悪いと言われる名言とエピソード
スヌーピーの性格が悪いと言われる理由の一つが、ナルシストなところです。自分の容姿をとても気にしています。それを性格が悪いと言うかどうかは感じ方ひとつですが、どちらにしても、そこも含めてかわいいです。
➊スヌーピーは自分大好き
水の入った皿に映る自分をみて、
「水を飲むなら自分をみていたほうがいい。」
これは、有名がセリフですよね。
❷犬だけどコンタクト
容姿に関しては、フツーの人間並みにこだわっています。たとえば、視力が悪くて、犬なのにコンタクトをしているんですよ。
視力が悪く普段はコンタクトレンズを着けている。後悔していることは髭を生やさなかったことなど。恋多き性格で、何度か結婚寸前まで話が進んだこともあるがいずれも破局。
※引用:ウィキペディア
スヌーピーの恋の歴史、生々しすぎます。
❸スヌーピーは閉所恐怖症
I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE オリジナル・サウンドトラック
スヌーピーって、よく赤い屋根の上で寝ていますよね。
実はこれ、閉所恐怖症だからなんです。
でも屋根で眠る自分に対しても、ナルシストらしい理由が隠されています。
屋根の上で眠っていても落ちない理由は?これにも、作者のチャールズ・モンロー・シュルツによる答えがしっかり用意されています。いわく「耳の筋肉が収縮して、屋根につかまって落ちないようにしているから」
※引用:斜め上からこんにちは
スヌーピーは短気⁉ 性格悪い⁉ 動画集めました。
スヌーピーの性格が悪いと言われる理由の2つ目は、短気なところ。執着心がすごいところ。愛すべきいじわる映像をご覧ください。
テニスをするスヌーピー。
テニスがうまくいかず、イライラしてラケットをぼこぼこにする。けど、自分が痛い目にあう。あの癒しキャライメージのスヌーピーらしからぬ激高ぶりです。
負けず嫌いで、短気で、性格悪そうな動き。でも、なぜか鼻にボクシンググローブ。そこがかわいいんですよね。常に本気で取り組むところは見習いたいものです。
昔も今も変わらず、スヌーピーはライナスの毛布が大好き。そして、執着しています。
性格悪いと言うよりは、楽しいことへの貪欲さ。でも、結果的にはライナスに負けるところがかわいいですね
この目つき。表情。勝つためには手段を選ばないスヌーピー。ゆる~いイメージをぶち壊す動画です。
映画の中のスヌーピーはけなげでかわいい。
映画「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」は初の3DCGアニメ。
この中のスヌーピーは、飼い主のチャーリーブラウンのことが大好きで、どこでもついていくかわいい存在。チャーリーブラウンを守るためなら悪にでもなる‼というほどの忠誠心。
でもやっぱり、大好きなチャーリーにいじわるなこともしてしまう。そこがまたかわいいんです。
チャールズ・M・シュルツさんの死後も、スヌーピーの世界観を守りながら、シュルツの息子クレイグ・シュルツも参加して作られた名作です。
まとめ
かわいいスヌーピーのアメリカンジョークについていけるか人それぞれ。でも、引き込まれるんですよね。今も変わらない愛されキャラのスヌーピーの意外な一面を、今回は拾ってみました。
スヌーピー、大好きです。